劇的に変化する華南地区の情勢。香港、中国と2国間での独特な物流の流れ。数々のお客様を訪問し、多くの実のあるお話しを聞くことができ日本にいては見えない部分を知ることができた。この間、駐在員の方々に付き添い営業職未経験であったが「研修に来ているのだから」と、ろくに話しが切り出せない私に場数を踏ませるべく絶好の機会を与えてくれた。事務所では日本で海外との窓口業務を行っていたこと、それに席が近いこともあり、OCEAN OPERATORの彼女達とよく話しをした。仕事の多いこの業界、国は違えども負担の大きさは同じだ。「何か手伝いたい」その一身で彼女達とのコミュニケーションを増やしていった。
結果的に何かを変えた訳ではなかったのだが、最終日の前日にスタッフのリーダーから「YAMADA SAN !!」と呼ばれ、なんと!?最終日にお昼を一緒に食べようと誘ってくれたのだ。当日はおいしい飲茶を囲みながら笑顔のもと楽しい一時を過ごした。現地スタッフからご飯を誘われることは駐在員でも珍しいことだと、後から聞いた。決して良いスタートを切れたわけではないが、少しは見直してくれたのだとホッと胸を撫で下ろした。
今回、研修で訪れたのは香港、上海だけではなく、広州、厦門、青島、大連へも訪れた。(現在、日本人が駐在しているのは青島だけ)現地のスタッフ達ともそれなりにコミュニケーションを図り仕事は出来そうだという感覚を掴んだ。だが、海外駐在で1番重要なのはその国で生活できるかどうかだ。いくら海外で働きたい!と願っていてもいざ生活してみれば食生活、文化、習慣とあらゆる面で日本とのギャップを感じ行き詰る。そういったケースも多々あると、多くの方々からアドバイスを頂いた。自分自身、不安が無いといえば嘘になる。しかし、初めての一人暮らしを海外で経験していたわけだが一度も帰りたいと思うことがなかった。たかが半年間じゃ・・・と言われればそれまでなのだが。確かにずっと一人で居たわけではない。会社の方々、そのご家族、お客様、現地で働く日本人、更には現地の方々と出会う機会が往々にあった。私の性格上、日本ではこういった出会いを敬遠していた節がある。従って始めはやはりぎこちなかった。
ところが、本当に多くの方々から様々な経験談を聞かせて頂いていると、自分にはそんな経験がこれっぽっちも無いと気付いた。では、どうすれば? なんて、考える前に行動しよう!!無知こそ不安のもとだ、Don’t be late & Never Give Up。そうやって過ごした6ヶ月。だからこそこのように、少ないながらも経験できたのではないかなと、振り返りそして、新たな一歩を踏み出す勇気が芽生えてきたと実感できた半年間でありました。