
常務取締役 江木 茂
当社も創業50年を経過し、企業として社会的責任が一層問われる時代に入りました。常にCSR、コンプライアンス、また昨今喧伝されているGoing concernの要請を充たすことが、企業としての社会的責務であることは当然です。創業50年を境に、社会的責務の内容が量から質へ変化し、かつ重くなったように思えます。
社会的存在意義を充たすために、私達は社員の資質で最も必要なものは「思考力」と「行動力」と考えています。当社の社是は「創意・工夫・実行」ですが、創意が「思考力」、実行が「行動力」に当たり、工夫は「思考力」と「行動力」の中間に位置し、両者を繋ぐ役割を果たしていると考えます。
現在の産業、経済の進歩、変革は著しく、日々その速度を増しております。この変化の時代であるからこそ、現象を的確に把握し、入手可能なわずかな手がかりをもとに「思考力」を駆使して、問題解決しなければなりません。最善と考えられる回答を導き出し、即「行動力」に結び付けなければなりません。いつの時代でも、社員には「思考力」と「行動力」を期待しておりますが、不透明な時代だからこそ「思考力」にその比重を移さざるを得ません。当社も創業後の50年はその「行動力」に依存していましたが、今後はその軸足を「思考力」に移しつつあります。両者を併せ持つ事が最善ですが、相反する「思考力」と「行動力」を併せ持つのは至難の業と考えます。
総論的には以上の通りです。しかし、ご安心下さい。ハードルを高くする気はありません。社員を見てもそのような者はなかなか見当たりません。当社では新入社員はかくあるべきという基準はありません。性格は十人十色というように、人それぞれ違います。人は皆それぞれに良い面悪い面を併せ持っております。私達はあなたの良い面を評価したいと思っています。是非とも当社にお越しいただき、面接を受けていただき、素直に自分を出していただければよいのです。
ただ、進取の気持ちだけは忘れないで下さい。所詮完璧な人間などいる訳がないのですから。人の意見を素直に受け入れる気持ちを持って、当社にお越しください。当社は喜んであなたを歓迎します。そして、会社とあなたが少しでも成長することができれば、人事としては、その責任を充分に果たすこととなり、これに勝る喜びはありません。